「学校も多国籍で当たり前」スウェーデンの教育現場で驚いた10のこと




こんにちは!Makiです🙌

7ヶ月間で4カ国の教育機関を巡る旅を始めて、2カ国目はスウェーデンの森の中にあるシュタイナー学校(小学校・中学校)です!

スウェーデンの教育現場といっても学校によっても全く違うし、特に私のいる学校はヒッピーの多いエリアにあるシュタイナー学校ということもあり、さらに特別な感じ☀️ 今は日本でいう小学一年生のクラスで実習をしています。 世界にある色々な教育の形の一つとしてお読みいただければ嬉しいです

それでは、スタート!!!!

実習先のシュタイナー学校の1日の流れ(1年生)

8:00 森の前のチェックポイントで待ち合わせ
 |ーある程度集まったら、森の中で遊ぶ
8:40 学校へみんなで向かう
 |ー森の中を通り学校へと向かう
9:00 朝ごはん
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9:40 みんなで歌ったり、手遊び歌など
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10:00 グループに分かれて、お絵描き/外遊び/編み物/おやつ作りなど
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11:30 お昼ご飯
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12:30 お話の時間
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13:00 終わり (13:00以降はフリースクール)

1.掃除は親が週末に!?子どもたちは皿洗い

毎日の掃除は軽く先生が済ませ、残りは親が週替わりで大掃除という感じです。子どもたちがすることといえば、自分の食べた食器を洗う事くらいかな。

日本の掃除文化に慣れ親しんだ私からすると「え。」という感じ... つまりほうきでチャンバラをやりだすような男子たちはいないのです。あの懐かしい雑巾掛け競争も...。

自分で汚したものは自分で片付けるというのが基本的な考えになっていたのでこれは新鮮でした。子どもたちからしたら万万歳ですよね 笑

2.寝ながらでも、意見や主張をはっきりと伝える

中学生のクラスにお邪魔した時プレゼンテーションがあり、発表中から質問や意見が飛び交う教室。質問や意見ある人ー?と先生が聞いてシーンとなることはあまりないようです。一見話を聞いていないように見える子や、寝っ転がりながら発表を聞いている子も自分の意見を言う時だけはなぜかきちんと 笑

小学校一年生のクラスでは主張が強すぎるせいか、中には怒ると持っているものを床に叩きつけ何処かに行ってしまう子も。いつのまにか自分で戻ってきます... 笑

3.自分でできるようになるまでやる!成功体験はこうして生まれる

1年生クラスにいるやんちゃ代表のような男の子だったのですが、折り紙で手裏剣の作り方を教えると自分1人で作れるようになるまで15個も1人で作り続けていました。一人で作れるようになった後は満足そうに別の遊びへと移行。自分一人でできるようになれるという確信があるからこそ、そこまで努力できるという姿に驚きました。

ちなみにその子は普段落ち着いて座ってられないくらいアクティブな子なのですが、その日は折り紙で心が落ち着いたのか、先生の言う事もよく聞いていました。

4.怒っても怒鳴り散らさない先生の工夫

私の学生生活は先生がキレて怒鳴るというのが割と当たり前だったのですが、こちらの学校では先生が自分の感情をコントロールしているという姿が印象的でした。もちろん先生にもイライラしたりという感情は見られますがそれを子どもにぶつけるということはしていません。先生の顔色をうかがって生きてきた私としては羨ましいです 笑

もしブチ切れそうになったら、教室から一旦出て他の先生と交代している先生もいました。

5.先生も学ぶ機会がたくさんある

以前私もドイツで参加したような、先生や親のためのワークショップが週末によく開催されています。 先生が感情をコントロールできているのはそれのおかげかなとも思ったり

特にシュタイナー関係の先生の中では直感教育が有名で、ヨーロッパ中の様々な国から先生が集まります。

Intuitive Pädagogik(直感教育):直観力やコミュニケーションスキルを広げたい大人のための人格形成トレーニング

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