こんにちは、Makiです!
突然ですが。。。。。
実は、私も全く知らなかったのですが、「Waldpädagogik」はドイツの森林教育で、簡単にいうと
子ども達が森の中で1日を過ごすといった教育です。
現在ボランティアをしているシュタイナー幼稚園の子ども達と一緒に森までお散歩に行った際に運良くWaldpädagogikの幼稚園に遭遇したのでご紹介していければと思います。
森で出会った不思議な子どもたち
その日は、幼稚園の子どもたちと森までお散歩に。遠くに家が見えるだけの広い草原に囲まれた場所で、子どもたちはのびのびと走り回ったり、草をかじってみたり、途中で馬に出会ったり...
歩いているだけなのに色々な刺激や好奇心をそそるものに出会えます。
そんな中、道の途中に大きな小屋付きの車がポツンと一台止まっていました。
車の後ろに小屋のついた移動式の乗り物で、その中にはスコップやなんやらの道具がある詰め込まれています。
それを見るなり、普段お世話になってる先生が
「彼らは森で雨の日も、晴れの日も一日中過ごすのよ」
と言い出した。
と思っていると、先生が「ちょっと見せてもらえるか聞いてくる」と言って、許可を取って来てくださった。
森林教育-Waldpädagogikとは
その実態はWaldpädagogikと呼ばれる森林教育でした。
Waldpädagogikとは
https://www.naturerfahrungs-angebote.de/kindergartenkinder.html
全部ドイツ語で書かれていたので、google翻訳😇
林業先進国ドイツの「森林教育施設」ってナニ?
「森林教育施設って何?」と思われる方も多いはず。それもそのはず、「環境教育施設」は聞いたことがあっても、森林教育施設という言葉は日本ではあまり馴染みがないですよね。 森林教育施設とは、離れてしまった国民と森との距離を縮め、暮らしと森、暮らしと林業をつなぐためのESD教育=森林教育( Wald Paedagogik)をする総合教育拠点のことです。林業への理解者を増やし、森から始まる持続可能な暮らしの実践者を育てていくための施設です。
林業先進国ドイツの「森林教育施設」ってナニ?
私が遭遇したWaldkindergarten幼稚園のサイト
https://www.naturerfahrungs-angebote.de/kindergartenkinder.html
日本では「森のようちえん」と呼ばれています
自然の中で遊び学ぼう 「森のようちえん」全国に広がる
https://www.asahi.com/articles/ASL275CJ1L27OIPE01D.html
子ども達は何をして過ごすの?
本当にチラッと見せていただいただけなのですが、木に囲まれた空間に広めのスペースがあり、そこで遊んでいました。
遊び
子ども達は森に生えている木をナイフなどで切って過ごしていました。
真ん中には吹き抜けの屋根と、木で組んだソファーがあり、そこで歌ったり、手遊びをしたりするそうです。
トイレはスコップを持っていって掘る
木と木の間にトイレと呼ばれるエリアがあって、特に便座があるわけでもないので
子ども達はそこに穴を掘ってトイレをすると先生が言っていました。
ご飯は園で
森にはご飯などは持って来ておらず、園が30分くらいのところにあるのでそこでご飯は食べると言っていました。
まとめ
本当にチラッとしか見れなかったのが残念でした....
ドイツの森林教育についての文献などは日本語で探して見ると林業の観点から書かれているものが多くありました。教育の観点から書かれているものはまだまだ少ないので、ドイツ語で読めるように頑張ります...
他にも面白い教育などがあったらご紹介できれば嬉しいです^ ^
【シュタイナー教育について】